本セミナーでは、産業遺産をテーマに都市計画の見地から博士論文を発表された二名に登壇いただき、遺産の点的保存にとどまらない活用や、周囲の非遺産要素を巻き込んだ地域のヒストリーの編纂について議論いただきます。
東京大学・加藤耕一先生をお迎えし、以下の論点をはじめ、広い話題の議論を行います。
(1)当時を直接知る者がいない「近代化遺産」と、戦後以来の産業遺産は、まちづくりの観点からどう異なるか?
現在の生活との連続性、それぞれのヒストリーの結びなおしのアプローチとは?
(2)凍結保存(博物館的保存)ではない、近代遺産とともにあるまちの方向性とは?
単体でシンボルを残すのではなく、まちへの波及も含むビジョンとは何か?
日時 2025年10月4日 16:00~18:00
会場 早稲田大学西早稲田キャンパス52号館102号室 + オンライン併用
参加費 無料(Peatixで申込受付しております。)
Peatixのメッセージ機能で前日までZoom URLをお知らせ致します。
登壇者
・柳沢 伸也((株)やなぎさわ建築設計室)
・林 廷玟(早稲田大学 理工学術院総合研究所 次席研究員)
・加藤 耕一(東京大学大学院工学系研究科(建築学)教授)
・吉江 俊(東京大学大学院工学系研究科(都市工学)講師、コーディネーター)